top > コラム
歯の矯正治療後のメンテナンスは必要?何をするの?
こんにちは。
京都市西京区 桂駅 西口より徒歩6分の「新谷歯科桂診療所」です。
長い期間をかけて、矯正治療をおこない歯並びが改善され、食事などの制限もなくなってひと安心。
今まで定期的に通院していた歯科医院は、もう卒業だと考えていませんか?
確かに、歯並びが良くなって歯を磨きやすくなったことでむし歯のリスクは減りますが、メンテナンスは必要です。
矯正後も、なぜ、メンテナンスが必要になるのでしょうか。
歯並びが改善されたからといって、むし歯や歯周病にならないわけではありません。
歯周病の原因でもある歯石は、どなたでも付着してくるものです。
せっかく、矯正で歯並びをきれいにしても、歯周病になって歯が抜けてしまうようなことがあってはもったいないです。
むし歯も同じです。
以前よりも歯磨きで歯垢(プラーク)が除去しやすくなったとしても、どうしても自分では磨きにくいところや磨き残しになってしまいやすいところがあります。
歯科医院で、プロの手技や専用機器を駆使し、歯ブラシでは届きにくい汚れまで落としてもらうことでむし歯予防の向上に繋がります。
メンテナンスといっても、どのようなことをおこなうのか気になる方もいるかと思います。
まずは、歯石や歯ぐきの腫れなどがないかをチェックします。
歯石が付着していれば、歯石除去をおこないます。
歯ブラシなどや器具を使用して細かい部分、歯と歯ぐきの溝(歯周ポケット)内のプラークを除去します。
専用の器具やペーストを使って、バイオフィルムを破壊していきます。
バイオフィルムは、100日周期で大人も子供にも付着してくる細菌の集合体の膜です。
目には見えなく、歯ブラシで磨いても落とすことができません。
長い期間歯に付着し、歯周病やむし歯、口臭の原因になってきます。
このように定期的なメンテナンスでお口の清潔を保つようにすれば、矯正後の歯をさらにきれいに保つことができます。
使用するペーストは歯科医院専用のものですので、フッ素が含まれていたり、着色を除去してくれたりとハイパワー。歯の質の強化にもなります。
新谷歯科桂診療所では、唾液検査などからお口の中をデータ化してお一人おひとりに合ったむし歯予防や歯周病予防をおこなっております。
お口のお悩みが少しでもある方は、お気軽にご相談ください。